4月から保育園に通い始めた我が子も3ヶ月目に入り、だいぶ保育園に慣れてきました。
親であるわたしも、毎日の保育園の登園準備に慣れてきたところです。
そこでいつも助かっているなと思っているのが、オムツのサブスクリプションサービス「手ぶら登園」とオムツの自園処理です。
毎日の親の負担と不衛生さを解決してくれる、手ぶら登園と自園処理のメリットデメリット、注意点をお伝えします。
Contents
「手ぶら登園」とは?
手ぶら登園とはユニチャームとベビージョブが行なっている紙オムツ・おしりふきの月額定額制のサービスです。
保育園で使うおむつとおしりふきが定額で使い放題という便利なサービスになっています。
手ぶら登園の月額費用は?
手ぶら登園はオムツのサイズに関係なく、何枚使っても月額:2980円(税込:3278円)です。
これにおしりふき代も含まれています。
おしりふきも使用枚数に制限はありません。
上記の価格はムーニーのプランになりますが、Twitterなどでクチコミをみるとマミーポコのプランもありそちらは2280円(税込2508円)のようです。
保育園により内容や価格が違う場合もあるので、その場合は各園の価格と案内を確認してください。
手ぶら登園のおむつの種類は?
うちの園のプランだとおむつの種類はSサイズからbigサイズまであり、ムーニーとムーニーマンのみになっています。
Twitterでの口コミを見るとほかにSのみムーニーでMサイズ以降は全てマミーポコになるところもあるようです。
保護者が選べる訳ではなく、保育園でどちらのプランを利用しているかによるので、これも案内を確認してみてくださいね。
オムツのサイズ変更は特に手続きはなく、保育園の保育士さんに直接伝えればOKです。
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手ぶら登園の申込方法は?
手ぶら登園はまず通う保育園が導入してくれていないと利用することができません。
保育園が導入している場合は、公式サイトの新規登録ページから登録することで使用できます。
メールアドレスを登録すると登録したメールに「メールアドレスの確認のお願い」というタイトルのメールが来るので、その中にあるURLをクリックして、指示に沿って入力していけばOKです。
保護者名や住所、支払い方法のほか、子供の名前や誕生日、通っている園を選択する形になっています。
登録自体には5分もかからないので、保育園さえ導入してくれていれば、すぐに登録することができます。
手ぶら登園の支払い方法や締め日は?
手ぶら登園では保育園によって保護者が直接手ぶら登園のベビージョブに支払う方法と園で取りまとめて支払う方法があります。保育園により異なるので、利用の説明の際に確認しましょう。
うちの子が通う園では保護者がベビージョブに直接支払う形式です。
支払い方法はクレジットカードと口座振替があり、振替の場合は手数料が100円かかります。
手ぶら登園の締め日は前月の25日です。前月25日で翌月の利用者が確定されます。クレジットカードの場合は前月月末請求、口座振替の場合は利用月の27日の振替になります。
25日までなら(サービス利用が希望制の園なら)翌月分の解約ができるので、締め日を覚えておくと良いでしょう。
手ぶら登園を導入している保育園は?
手ぶら登園を導入している保育園は手ぶら登園公式サイト「導入施設一覧」で調べることができます。
通える範囲に手ぶら登園導入保育園があったら検討したいですね。
また、通っている保育園が導入していなくても手ぶら登園に導入希望リクエストを送ることはできます。
リクエストを送るとベビージョブが保育園に導入の相談をしてくれるみたいです。
必ず導入してもらえる訳ではなく、保育園の判断次第になりますが、メールフォームを送るだけなのでやってみても良さそうですよ。
手ぶら登園のメリット
オムツを持参するための面倒なことが一気に解決するのが手ぶら登園のメリットです。
保育園に預けて働くママさんたちの時間はとってもタイトですよね。毎日の登園準備が楽になるだけでだいぶ助かります。
手ぶら登園のメリット1 オムツの記名が不要になる
手ぶら登園の最大のメリットは毎日のオムツ記名がなくなることです。
オムツの持参が必要な保育園では1日5枚〜10枚くらいオムツに記名が必要です。
オムツポンなどの便利なハンコもありますが、それでも毎日の作業としては手間ですよね。
手ぶら登園ならおむつ持参なしで園で全部用意してくれるので、おむつの記名はもちろん不要です。
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手ぶら登園のメリット2 記名がないので防犯・セキュリティ的にも安心できる
よく考えたら排泄物に名前が書いてあるってすごく嫌なことじゃないでしょうか。
乳幼児を狙った性犯罪などもある中で、誰がしたかわかるオムツを捨てるのって怖いなと思います。
すぐにゴミ収集車がくる地域なら良いですが、オムツとわかる袋にいれて出すルールの自治体も多いですし、昼ごろまで収集車が来ない地域は野ざらしになっていたり、マンションでも誰でも入れる場所に捨てていたりしますよね。
住所も名前もわかるオムツが捨ててあることになってしまうので、あまりセキュリティ面では良いものではないですね。
手ぶら登園&オムツ自園処理してくれる保育園であれば、そんな心配もないので安心です。
手ぶら登園のメリット3 オムツの枚数管理や保育園との貸し借りがなくなる
手ぶら登園ならおむつとおしりふきは使い放題なので、枚数を気にしないですみます。
保育園のロッカーにオムツのストックを置いていても、多めに使う日が続くと気が付いたらなくなってしまっていたりして、そうすると園でオムツを貸してくれることになります。
当然その分のおむつはお返ししなくてはいけないですし、使わなすぎてロッカーに入れたままサイズアウトしてしまうこともあります。
とくにコロナ禍で門での送り迎えが当たり前になってきて、保護者がロッカーを開けることも少ないので余計わかりずらいんですよね。
手ぶら登園ならおむつのことはもう考えなくていいので、意識せずにいられてとても楽です。
手ぶら登園のメリット4 送り迎えの時の荷物が少ない
手ぶら登園という名前のコンセプトになっている通り、送り迎えの時の荷物が少なくて済みます。
布団やシーツの持ち帰りの日や持っていく日などは荷物が多くて大変です。
おむつは何かと嵩張るのでその分の荷物が減るだけでも楽になりますよ。
おむつを自園処理してくれるところだと、不衛生なおむつのやりとりがないのもとても助かります。
手ぶら登園のメリット5 おむつを購入する機会が減る
家で使うおむつの量が圧倒的に減ります。おむつを使うのが平日の朝と夜、土日だけになるので、そんなにストックを溜めておかなくても大丈夫になりますし、かさばるおむつを買いにいったり、宅配で受け取る機会が減ります。
手ぶら登園のデメリット
導入メリットの多い手ぶら登園ですが、デメリットはどうでしょうか?
手ぶら登園のデメリット1 おむつ代として考えると割高になることも
手ぶら登園はおむつがムーニーエアフィットの場合、月額3,278円になります。
(園により異なる場合あり)
ムーニーエアフィット Sサイズ 105枚入り
ムーニーマンエアフィットMサイズ 72枚入り
ムーニーマンエアフィットLサイズ 56枚入り
ムーニーマンエアフィットbigサイズ 38枚入り
大まかにですがそれぞれ1袋1600円ぐらいだとして、
月の平日20日間保育園に預けるとすると、
Sサイズで1日10.5枚以上
Mサイズで1日7.2枚以上
Lサイズで1日5.6枚以上
bigサイズで1日3.8枚以上
使用しないと月額分にはならないということになります。
もっと安いおむつ銘柄のグーンやパンパースなどを普段使っていたり、まとめ買いをしているとさらに割高に感じるかもしれません。
大きめサイズのお子さんはお得に感じるかもしれないですが、逆におむつ替え頻度も下がってくるので、微妙かなとも思います。
我が家ではパンパースを使用しており、近くのドラッグストアでは1100円ほどで買えてしまうこともあるので、価格だけで考えると完全に割高です。
特に保育短時間という枠で預けていると1日3〜4枚で済んでいることもあるので、おむつ代として考えると高いので、短時間の間はやめようかなとも考えてしまいます。
とは言え、手ぶら登園のメリットはオムツ使い放題だけでなく、記名が不要だったり、保育園準備が楽だったり、保育園に通わせる中でおむつのあれこれを心配をしなくて済むという付加価値にもあります。
おむつ代だけで考えるのではなく、総合的な手間賃を考えると、やはり便利だと思いますよ。
手ぶら登園のデメリット2 おむつの銘柄が選べない
ユニチャーム×ベビージョブが運営しているので当たり前ではあるのですが、おむつの銘柄がムーニーまたはマミーポコしか選べなく、保育園によりそのどちらか固定なのは不便ですね。
特に肌が敏感でオムツかぶれしやすい子や、体型的にあうおむつ、あわないおむつがはっきりしている子もいます。
そういった子たちには手ぶら登園はデメリットの側面が強そうです。
手ぶら登園のデメリット3 保育士さんのメリットを考えると辞めずらい
手ぶら登園はみんなが利用すると、保育士さんもいちいち名前付きのオムツを荷物から取り出したり、管理したりという手間がなくなります。
なので逆にうちの子だけサービス利用してない、利用しない人が多いとなったらやりづらくなるんじゃないかという懸念がうまれます。
本当は使うも使わないも保護者が選べるのですが、導入説明会の際にも、園側から是非使って欲しいという空気を感じたので、なかなか辞めずらいなと思ってしまいます。
日頃からお世話になりっぱなしの保育士さんですから、少しでも負担になることは減らしてあげたいですよね。
手ぶら登園のデメリット4 休みがちの0歳クラスは損かも
手ぶら登園は月額制なので、保育園を休んでも特に返金などはありません。
0歳児だと初めのうちはフルで1ヶ月通えることのほうが稀ですよね。
お熱などで保育園を休みがちだと、やはり月額単位での支払いはちょっと割高になってしまいます。
手ぶら登園が希望制で使える園だったら、慣らし保育の間や初めの数ヶ月は様子見してからの利用開始でもいいかもしれません。
手ぶら登園の注意点
手ぶら登園のサービスは保育園により、選択式と一斉導入の園とがあります。
保育園によっては一斉導入のことがある
うちの子が通う園は、手ぶら登園を使う、使わないは保護者が選べますが、保育園によっては全ての子供に導入していることがあります。
そうすると月の保育料にプラスして手ぶら登園のサービス料が毎月固定費としてかかってきてしまいます。
初めから使うつもりだったのであれば問題ないですが、入った園がたまたま手ぶら登園導入園で、しかも強制加入だった場合は結構負担に感じてしまうかもしれないので注意が必要です。
保育園見学の際には、手ぶら登園導入園かどうかだけでなく、強制なのか任意なのかの確認をしておいてください。
自宅で使えるオムツのサブスクサービスはある?
では、手ぶら登園の導入がされていない保育園だったときに使える、自宅に届くオムツのサブスクサービスはあるのでしょうか?
オムツが定期配送されるサービスはあるので、そちらを利用すると良さそうです。
世界初!サイズ調整可能なパンツタイプ高級オムツ「Mirafeel」定期便
キャラクター物だらけのオムツデザインに一線を画す美しいテキスタイルデザインで思わず手に取りたくなるパンツタイプのオムツです。
パンツタイプなのに赤ちゃんの体格の個人差に合わせ微調整ができるようになっています。
また、ウエストプリーツには高品質の織り加工を施してあり、赤ちゃんのお腹を締め付けずにやさしく肌にフィットします。
そして新開発のTHIN_DRY吸収体が瞬時に大量のおしっこを漏らさず吸収。
日本のオムツ開発技術の結晶とも言えるこだわり抜かれた一品です。
6〜11kg向けのMサイズ、9〜14kgむけのLサイズ、12〜17kg向けのXLサイズ、15〜28kg向けのXXLサイズがあります。
このMirafeelは定期便を使用するとお得に購入でき、なんと購入者の80%は定期便利用だそうです。
定期便利用で20%オフになり、BOX単位で発注するとさらに送料も無料になります。
定期便の頻度も2週間〜8週間の間で選ぶことができ、いつでも変更可能です。
回数縛りもないのでいつでも停止、休止、解約もできます。
定期便を使えばドラッグストアの高価格帯のオムツとそんなに値段も変わらないので、一度試してみたいおむつです。
Amazonの定期お得便をつかう手も
Amazonユーザーの方なら当たり前かもしれませんが、Amazonの定期お得便で購入すると、おむつを切らす心配もなく、好みの銘柄を定期的に届けてくれるので便利ですね。
結論、オムツのサブスクはやっぱり便利。だけど利用頻度で見直しも必要
オムツの記名なしで使い放題の手ぶら登園はやはり使っていても便利です。
フルタイムのワーママさんなんかは大助かりだと思いますし、月額を支払う価値があると思います。
ただ、我が家では、フルタイムから保育短時間に変更になり、私の時間の余裕もできたので、見直しもありかなと思っているところです。
ただ保育士さんの負担やそのうち一斉導入に切り替えなど園の意向もあると思うので、様子見をしながらにはなりますね。
どちらにしても、保育園でのオムツ自園処理はしてくれるので、これは本当に最高です!
もっと日本中の保育園に手ぶら登園などのオムツサブスク制度の選択肢と、自園処理が広まってくれればいいなと思います。
りんれい says
うちの園は強制的にサブスクに入れられるのですが、
双子で毎日6時間の保育時間で短いのでオムツは2,3枚…なのに月のサブスク代は6000円近く支払わなくてはならず大損です。
園長にも意見出したけど、保育士の方が大変!の一点張り…年間3万円近くも
捨てていることになる…そのお金があったらどれだけオムツを買うことができるのか…転園するにしてもまたお金がかかるし…なんで保育士さんを楽にするために家庭が大きな負担を背負わなくてはならないのか疑問しかない。
yukino says
コメントありがとうございます。
我が家も年子なので6000円近くの支払いになっています。
月の保育料に加えさらに固定費が増えるのは負担ですよね。
手ぶら登園は短時間保育だと特に損だし強制はやめてほしいですよね〜。
せめて希望性になるか手ぶら登園で枚数制限プランとかできて負担が減るとか、二人目半額とか、なにか負担が減るいい案ができるといいですね。